サバイバル*再考
堆肥づくり。箱を作って始めました。土、生ごみ(動物性NG)、落ち葉を重ねていきます。土が凍る寒い時期ですが生ごみを捨てたくなくてコツコツとやっていきます。落ち葉を土に埋めるだけでも良い土作りができ、ふかふかになるそうです。また、味噌の仕込みと梅干を漬ける(5~6月)予定です。ただ今準備中!有事の際は “松竹梅” がいいらしいです。昨年末に妹に長野に移住したことを伝えたら「2年前から備蓄してる」と返事がきて驚きました。妹のやっていることのひとつに真空パックの米60kgのローリングストックと昔ながらのやり方で梅干しを作っているとのこと(塩分18~20%で長期保存可)ご飯と梅干しだけでも当分はしのげる、ということでした。私は塩辛いものや酸っぱいものは苦手なので梅干しは備蓄に入っておらず日頃食べることもありません。が、どういうわけか体調がイマイチのときだけ食べられます。そう考えて有事のときなら食べられるかも!と思い作る気になりました。味噌は1ℓ 程度のものをいくつか仕込んでありますが今回思い切って10ℓ ほど足します。今仕込んでも使えるのは数ヶ月後ですから先回りしてやっておきます。まぁ、何のことはない、備蓄するなら昔ながらにやってきたことを再現するだけでもできることがたくさんあるということですね。こういったことは今でも各地域にさまざまな知恵が詰まっていると思います。これってサバイバルでもなんでもなくて日本古来の食文化を取り戻せばいいだけですね。大事なことです。
それから311のときと同じように能登地方の余震が止みませんね。被害の甚大さも深刻です。石川県、富山県、新潟県には知人がおります。皆無事のようでホッとしていますがインフラの一部は寸断されたままのようです。避難所で身を寄せあっている人達も寒いでしょうに...そこも心配です。ともかく一刻も早く日常を取り戻せるよう祈るばかりです。「土中環境」の高田先生(土木のプロ)が団体として現地入りするというのでわずかばかりの寄付をさせていただきました。明日は我が身。これは人ごとではなく常に自分の身に降りかかる恐れのあるものです。そして、水辺であれば地震と津波と火炎が同時に襲ってくるというのもわかりました。
私は山にいるので津波はありません。が、山火事はどうか?予測しにくいですが乾燥の激しいところではないので自然発火は考えにくいです。とはいえ油断はできません。ちょっと怖いのが家の近くにある通信の鉄塔。これがわが家の方向に倒れてきたら危険です。そうならないようにいつも拝んでいますww
ひとついえることは住んでいる家さえ無事であればインフラが止まっても一定期間はしのげるということです。そんなことを考えながら家を脱出するとき用のリュックの中身を見直しました。ただ、これも難しくて、入れる量には限りがあるし重ければ背負うのが困難になります。水、食料、簡易トイレ、ヘルメット。ヘッドライト、ホイッスル、着替えなど、せいぜい1~2日分ですね。持って逃げられるだけマシ、と思っています。
あと、家周辺のハザートマップの再確認もしました。うちのすぐそばに広域避難地、応急避難所、防災倉庫、ヘリポートがありました。まずは知っておくことが大事です。
もうひとつ見逃せないことは、自分の直観、直感、予感が働いたら、できるだけ先行して動くことが身の安全につながります。油断せず、恐れず、いつもの日常を静かに過ごしながら、危ないと察知したら瞬時に頭と心と行動を災害有事モードに切り替えて前に進めば何とかなると思います。長々と書いてしまいましたが、ここまでお読みくださりありがとうございます^^
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