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千葉・土気山(とけやま)ダーチャオープンデイ その2


前回に引き続き、千葉・土気山(とけやま)ダーチャオープンデイのレポート。高田先生が石像と巨木の興味深いお話をされていました。説明が難しいのですが、1000年以上の樹齢を持つ古木には石像を何体も呑み込んだものがあり、そういう樹は大木になるそうです。樹は石を呑み込むことによってカルシウム等を摂取でき養分がよく循環するとか。石像の良い置き方もあり、高田先生が設置方法の実演をしてくれました。基本は、樹の前に石像を安定させ、その下の土に瓦や石を斜めに埋め込み、さらに貫通マイナスドライバーで土をグリグリして穴をあけ、その中に炭の粉や落ち葉を入れます。そうすると、土中内に水と空気の道ができ、雨が石像をつたって土に沁み込み、樹がその養分を吸い上げます。さらに菌糸のネットワークが石像を安定させ地震があっても倒れないそうです。そして時間の経過とともに石像を呑み込み大木になっていく・・・。石と樹にはそういうつながりがあったんですね。身近なところでは、ホタテやハマグリなどお料理で使った貝殻等も捨てずに庭に埋めたり鉢に刺すと養分がまわるとのこと。縦・斜めに差し込むのが養分の循環をよくするコツだそうです。また、土づくりも土中にグリグリと小さな穴をあけ、そこに炭の粉や落ち葉(炭がなければ落ち葉だけでもOK)を入れてあげるとふんわりとした豊かな土地になっていくそうです。お土の中は大事ですから、覚えておくといろいろ応用ができますね。私も早速ベランダの鉢や房総の土地を耕したいと思います。できることからコツコツと...ですね。

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